「シャシン、トルカ」
と、パパが携帯電話を
差し出してきました。
どうやら写真を
撮って欲しいようだ。
「トルカ」じゃない!
「トッテ」だろ。
と、上達しない日本語を
脳内で訂正し、薄笑いで
携帯電話を受け取る。
インドネシア人のパパは
とにかく写真を撮って欲しがる。
しかも目線は「斜め上」。(笑)
パパが日本に来て20年。
お祭りには何度も来ているのに
「まだ、撮りたいの?」と思う。
そんなちょっと呆れている私に
気づいて、言い訳もしてくる。
「オカーサン、ミセテアゲル。」
パパのお母さん
(インドネシアの義母)も
何回も日本のお祭りの写真を
見ているはず。
しかも、お母さんは高齢で
視力が弱くなってしまっている。。
「もう、見えてないでしょ。」
と、呆れながら、
「パシャリ」と1枚だけ撮ってあげた。
嬉しそうに撮った写真を
チェックすると、
もっと撮ってもらいたそうに
ソワソワしていました。
毎度のことながら
めんどくさいので
私は、気づかないフリをして
さっさと歩き始める。
神社の中に入ると、
そこには恒例の
「お化け屋敷」がある。
私が子供の頃から
ずっと同じ場所でやっていて、
コースも昔のままだ。
良くも悪くも
お化けのクオリティも、
昔のまま(笑)
その付近には
すごい悲鳴が
「キャー!キャー!」
響き渡る。
・・・「ふふんっ」と
鼻で笑っているパパ。
ポーカーフェイスを
装っていましたが
本当は、パパはお化けが怖いのだ。
パパのジャワの実家では、
昔、お化けがよく出たらしい。
パパのお父さんが
「これは、おかしい」と言って、
床下を掘ったらしい。
すると、土の中から
「人骨」が出てきた
・・・らしい。
「ふーん。」と、
その場では
流し聞きしていましたが
私は、全く信じていない。(笑)
「それ、猫だったんじゃない?」
と、今でも脳内では突っ込んでいる。(笑)
そんなビビっているパパと
お化け屋敷を通り過ぎ
おなじみの
「遊技露店」コーナーへ。
するとパパは
スマートボールをやっている
子供の台を
ジーっとチェックして
転がる球の具合を見て
「ウワッ!!!」
「アレ、ムリネ!!!」
と、子供の気持ちを
ポキッと折るような発言。
居ても立っても居られなくなり
パパの腕を引っ張って
その場を早歩きで通り過ぎた。
次の店は、輪投げ。
「完全に輪に入らないと
景品が取れない」
という、ルールを教えてあげると
パパは「エ・・・」
と、フリーズして、
ゲーム中の子供の背中に
「ドンマイ」の視線を送っていました。
そのまた隣には
だるま落としがありました。
木でできただるま3つが
積み上げてあり
それを、「お手玉3つ」
で完全に落とすルールだ。
フカフカのお手玉で
木のだるまを倒し、落とす。
いやぁ~
シビレる(笑)
日本のテキ屋の
手厳しいルールに
インドネシア人のパパも
「ビックリ」したようだ。
結局、ビビったパパは
何もゲームはしませんでした。(笑)
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次の記事で
お会いしましょう~

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